2010年度 夏学期 基礎科目 力学B
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/kato-yusuke-lab/
クラス:
担当教官: 加藤雄介(居室:駒場第1キャンパス16号館3階301B号室)
Teaching Assistant(TA)*:
更新情報
講義日時・場所: 金曜日1限(9:00から10:30まで)
講義内容:
高校時物理未習者を対象にニュートン力学を教える。速度、加速度の定義に始まり、ニュートンの3法則、運動の解析(単振動、粘性抵抗を受ける落体運動、単振り子)、保存則(力学的エネルギー、運動量)を扱う。
前提とする知識:
高校の数学で扱う微分、積分、ベクトルの足し算、引き算、内積。 受講生の中には高校のとき全く物理を習わなかった人と、一年間は習ってきた人がいるようであるが、講義は当然、全く習ってこなかった人に照準を合わせる。
この科目は受験のときに物理を選択しなかった学生のうち希望者だけを対象としています。高校で2年間物理を習った人は力学Aを履修受講することを勧めます.
参考書:
教科書は特に指定しない。以下のものを参考書として挙げておく。 いずれか一冊を購入し、講義と平行して各自が読むことを強く勧める。 どちらも図や例が豊富で説明が丁寧であり、アメリカの標準的教科書のよい面がよくでている。
物理学の基礎[1]力学 (ハリディ、レスニック、ウオーカー共著、培風館、2500円+税、274ページ)
科学者と技術者のための物理学Ia 力学・波動(R.A.Serway著 松村博之訳、学術図書出版社、2500円+税、309ページ)
準参考書:
物理学という学問の特徴が良くわかる啓蒙書
物理学とは何だろうか 上 朝永振一郎 岩波新書 246ページ
成績評価:
期末試験とレポート課題(数回)における得点で評価。なおレポートについての注意参照。
レポート課題に関する注意:
作成に際して参考にした文献、議論した相手の氏名を明記すること。友人同士の議論は大いに奨励する。議論相手を明記しない同一内容のレポート答案が見つかった場合には不正行為とみなすことがある。 授業評価アンケート: 最終回に授業評価アンケートを実施する予定。 |