2018年度 Sセメスター 総合科目 量子論
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/kato-yusuke-lab/
クラス:
前期課程学生。主に二年生対象
担当教員: 加藤雄介(居室:駒場第1キャンパス16号館3階301B号室)
更新情報
講義日時・場所: 金曜日2限(10:25から12:10まで)教室: 761号室
講義内容:量子力学における基本的な概念と理論の枠組みを,基礎的な物理系の学習を通して体験する.また,発展的な例を通して,量子論が現代物理学の中でどのように展開しているか概観する.これによって量子論の概要を正しく把握し,今後の学習の基礎付けとすることをめざす.
前提とする知識:理系基礎科目の内容(線形代数,力学,電磁気学,振動・波動)を履修・自習していることが望ましいが,適宜,未履修内容の捕捉を行う。
参考書:教科書は特に指定しない。以下のものを参考書として挙げておく。 いずれか一冊を購入し、講義と平行して各自が読むことを強く勧める。
成績評価:期末試験とレポート課題(2回程度)における得点で評価。なおレポートについての注意参照。
レポート課題に関する注意:
作成に際して参考にした文献、議論した相手の氏名を明記すること。友人同士の議論は大いに奨励する。議論相手を明記しない同一内容のレポート答案が見つかった場合には不正行為とみなすことがある。
授業評価アンケート: 最終回に授業評価アンケートを実施する予定。
講義目次(随時加筆修正する)
第1章 古典物理学の限界(1)
第2章 量子状態(2-4)
第3章 シュレーディンガー方程式(5-8)
第4章 量子系の具体例(9-13) |