2014年度 夏学期 基礎科目 力学B 

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クラス: 1年(理一 1-3,7,15-17,20,22-25,35,38,39 理二三 1-4,6,8-9,12,13,15,22)
1年(文1 文2 文3), 2年( 文1 文2 文3 )

担当教員: 加藤雄介(居室:駒場第1キャンパス16号館3階301B号室)

Teaching Assistant(TA):黒澤範行 (東京大学大学院総合文化研究科博士課程、居室16号館203B号室)

更新情報

2014年10月09日 追試験についてを加えました
2014年07月30日レポート課題講評を掲載しました。
2014年07月30日レポート答案を返却します(返却場所は提出場所と同じ16号館2階203B)
2014年07月28日 前年度の演習問題III,IVを掲載
2014年07月28日演習問題I解答例を掲載しました。
2014年05月30日演習問題Iを修正しました。
2014年05月27日レポート課題Iを出しました
2014年05月16日 前年度の演習問題IIを掲載
2014年04月09日 ページ加筆
2014年01月21日 ページ修正
2014年01月18日 ページ作成

追試験について(2014年10月09日)
追試験を受験する人は
1.講義ノートを自分なりに整理する
2.本試験問題の復習
3.演習問題(昨年の分も含む)の復習
を行って試験に臨んでください。

レポート課題I
1.演習問題I のI-8, I-9, I-10, I-11を解け。
2.講義に対する要望、苦情、意見があれば記せ。

以上をレポートとしてまとめ、6月12日17時までに提出せよ。
提出先 16号館2階203B号室ドアにある封筒または箱 (「力学B(加藤雄介担当分)レポート提出場所」と記してあります)
提出に際しては下記のレポート課題に関する注意を参照のこと。

講義日時・場所: 金曜日1限(9:00から10:30まで)教室: 511号室

第01回 4/18第08回 6/06
第02回 4/25第09回 6/13
第03回 5/02第10回 6/20
第04回 5/09第11回 6/27
第05回 5/16第12回 7/04
第06回 5/23第13回 7/09
第07回 5/30期末試験    

注:7/9は振替授業日で水曜日です。

講義内容: 

高校時物理未習者を対象にニュートン力学を教える。速度、加速度の定義に始まり、ニュートンの3法則、運動の解析(単振動、粘性抵抗を受ける落体運動、単振り子)、保存則(力学的エネルギー、運動量)を扱う。 

前提とする知識: 

高校の数学で扱う微分、積分、ベクトルの足し算、引き算、内積。 受講生の中には高校のとき全く物理を習わなかった人と、一年間は習ってきた人がいるようであるが、講義は当然、全く習ってこなかった人に照準を合わせる。 

この科目は受験のときに物理を選択しなかった学生のうち希望者だけを対象としています。高校で2年間物理を習った人は力学Aを履修受講することを勧めます.

参考書: 

教科書は特に指定しない。以下のものを参考書として挙げておく。 いずれか一冊を購入し、講義と平行して各自が読むことを強く勧める。 どちらも図や例が豊富で説明が丁寧であり、アメリカの標準的教科書のよい面がよくでている。

物理学の基礎[1]力学 (ハリディ、レスニック、ウオーカー共著、培風館、2500円+税、274ページ)
科学者と技術者のための物理学Ia 力学・波動(R.A.Serway著 松村博之訳、学術図書出版社、2500円+税、309ページ)

準参考書: 

物理学という学問の特徴が良くわかる啓蒙書

物理学とは何だろうか 上 朝永振一郎 岩波新書 246ページ
物理学者はマルがお好き ローレンス・M クラウス ハヤカワ文庫 349ページ

成績評価: 

期末試験とレポート課題(数回)における得点で評価。なおレポートについての注意参照。

レポート課題に関する注意:

作成に際して参考にした文献、議論した相手の氏名を明記すること。友人同士の議論は大いに奨励する。議論相手を明記しない同一内容のレポート答案が見つかった場合には不正行為とみなすことがある。
〆切を過ぎたレポートは原則として採点しない。
レポート問題に対する解答がわからない場合でも「何が」「どのように」わからないのかを自分なりに分析した結果をまとめての述べること。ただ「わかりません」と書いてある答案は無効とする。
レポート答案に、講義に対する要望、苦情、感想を書いて頂くことがあります。そこで書かれていた皆さんのコメントは匿名の形で、このWEBページその他で公開することがありますのでご了承ください.

授業評価アンケート: 最終回に授業評価アンケートを実施する予定。

講義目次

第1章 序論
(力学で扱う現象、物理の守備範囲、観測に基いて物理が目指すもの、「変わらないもの」に注目して運動を理解する。) 

第2章 運動の記述
§直線運動の記述 §単純な直線運動(等速度運動、等加速度運動(4/18はここまで)落体の運動) §空間中の運動の記述(等速度運動、等加速度運動、放物運動、等速円運動(4/25はここの途中まで) §単位

第3章 運動の法則
§質量 §慣性と力 §力のつり合い、力の測り方(5/2はここまで)、合力 §張力と垂直効力(5/9はここまで) §摩擦力 §作用反作用の法則(5/16はここまで) §慣性系、非慣性系、慣性力

第4章 運動の解析
§Taylor 展開(5/23はここまで) §微分方程式 §単振動(5/30はここの途中まで) §単振り子 §粘性抵抗を受ける落体の運動(6/6はここの途中まで)

第5章 エネルギーと運動量
§運動エネルギーと力学的エネルギー §仕事(6/13はここまで) §保存力とポテンシャルエネルギー §力学的エネルギー保存則(6/20はここの途中まで) §運動量 §運動量保存則 §衝突(6/27はここの途中まで)

第6章 剛体と回転
§この章でやること §角速度と角加速度(一部復習) §剛体の運動エネルギーと慣性モーメント(7/4はここの途中まで) §力のモーメント(剛体回転の運動方程式)(7/9はここまで)

参考:前年度の演習問題

演習問題I, 解答, 講評

演習問題II, 解答, 講評

演習問題III, 解答, 講評

演習問題IV, 解答,