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***加藤雄介研究室

加藤研究室では、物性理論(量子物性論)を専門とし、超伝導状態の物理、超流動・超固体、カイラル物質の磁性や輸送現象を中心に研究しています。

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本研究室は東京大学大学院総合文化研究科(相関基礎科学系)と理学系研究科(物理学専攻)から大学院生を受け入れます。
このホームページは大学院受験を考えている方への当研究室の紹介を主な目的のひとつとしています。

//COLOR(Red){広域科学専攻相関基礎科学系の大学院入試募集要項改訂版が公開されました(6/5)。}~
//https://www.c.u-tokyo.ac.jp/graduate/admission/master-doctor/index.html

//COLOR(Red){大学院入試説明会は6/13 6/20 に開催されます(参加者はご登録ください)。}~
//http://www.dbs.c.u-tokyo.ac.jp/exam/briefing.html
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***研究室ニュース
-大学院説明会説明会が駒場キャンパスで開催されます。
-2024年4月20日に大学院説明会説明会が駒場キャンパスで開催されます。http://www.dbs.c.u-tokyo.ac.jp/exam/briefing.html
研究室紹介スライド(短縮版)
&ref(加藤研究室紹介2024shared_on_Web.pdf,nolink,6%);

-COLOR(Blue){河村泰良}さん(学振PD)、
COLOR(Blue){志村昂輝}さん(理学系博士1年)、
COLOR(Blue){白木裕一郎}さん(理学系修士1年)が研究室に参加しました。(2023.04.01)

-COLOR(Blue){鈴木裕太}さんが博士課程を修了し、
COLOR(Blue){金久保拓真}さん、
COLOR(Blue){鈴木広大}さんが修士課程を修了しました。(2023.03.31)

-COLOR(Blue){角田峻太郎}さん、中惇さん(東京電機大)、妹尾仁嗣さん(理研)の共同研究の成果
[["Fulde–Ferrell–Larkin–Ovchinnikov state induced by antiferromagnetic order in κ-type organic conductors" >https://link.aps.org/doi/10.1103/PhysRevResearch.5.043171]]
が出版されました。また、本研究に関する[[プレスリリース>https://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/news/topics/20231128140000.html]]を行いました。(2023.11.28)~


-COLOR(Blue){角田峻太郎}さん(助教)が
2023年7月2‐7日に行なわれた強相関電子系国際会議
(SCES2023)にてPoster Awardを受賞しました(2023.7.13)~
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-COLOR(Blue){鈴木裕太}さん(D2),
COLOR(Brown){加藤}の共著論文
[["Spin relaxation, diffusion, and Edelstein effect in chiral metal surface" >https://link.aps.org/doi/10.1103/PhysRevB.107.115305]]
が出版されました。(2023.3.27)。~
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カイラルな金属結晶でのスピン輸送を表面・界面の模型で扱い、1) スピン軌道結合下でのスピン依存化学ポテンシャルを用いないスピン緩和時間・スピン拡散長の定義、2) 有限の厚みをもつ非磁性金属との接合系でのスピン電荷変換効率の解析的な表式、3) 界面をあらわに考慮した正・逆Edelstein効果でのOnsagerの相反関係、の3つを理論的に明らかにしました。

-COLOR(Blue){児玉壮平}さん、田中秋広さん(NIMS-MANA),
COLOR(Brown){加藤}の共同研究の成果 
[["Spin parity effects in monoaxial chiral ferromagnetic chain" >https://link.aps.org/doi/10.1103/PhysRevB.107.024403]]
が出版されました。(2023.1.4)。~
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一軸性カイラル強磁性体のスピン鎖の性質は半奇整数スピンと整数スピンで定性的に異なることを理論的に示しました。このトポロジカルな性質をトポロジカル不変量を用いることなく示すところが本研究の重要な点です。この研究は児玉さんの修士論文研究に基づいています。

-Max Heylさん(フンボルト大学), 足立景亮さん(理研)、岩佐義弘先生(東大物工)らにCOLOR(Brown){加藤}も参加した共同研究の成果
[["Vortex dynamics in the two-dimensional BCS-BEC crossover">https://www.nature.com/articles/s41467-022-34756-x]]
が出版されました(2022.11.16)。


-COLOR(Blue){鈴木裕太}さん(D2) が2022年9月に行なわれた日本物理学会秋季大会の口頭発表に対して学生優秀発表賞(領域4)を頂きました(2022.10.25)。
[[[arXiv2212.04202>https://arxiv.org/abs/2212.04202]]]
[[[物理学会のページ>https://www.jps.or.jp/activities/awards/gakusei/2022_student_presentation_award.php]]]~
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-平拓也さん(岡山大学 安立研究室D3)がインターン研修のため当研究室に滞在しました。(2022.10.1-8)。
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-COLOR(Blue){[[角田峻太郎>https://shuntarosumita.github.io/#/]]}さんが助教として着任しました(2022.9.1)。


-COLOR(Blue){鈴木裕太}さん(D2) が、2022年8月18‐24日に行なわれた低温国際会議
(LT29)にてBest Poster Awardを頂きました(2022.8.25)。~
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- COLOR(Blue){渡辺秋光さん}、安立裕人先生(岡山大学), 
COLOR(Brown){加藤}の共同研究
"Fluctuation contribution to Spin Hall Effect in Superconductors" 
[[[arxiv2205.14580>https://arxiv.org/abs/2205.14580]]]~
がpreprintとして公開されました(2022.5.31)。
[[[published paper PRB>https://link.aps.org/doi/10.1103/PhysRevB.106.104504]]](2022.9.9出版されました)~
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スピン軌道相互作用により、電場と垂直方向にスピン流が流れる現象をスピンホール効果と呼びます。本研究では、超伝導転移の前駆現象である超伝導ゆらぎがスピンホール効果に及ぼす影響を計算しました。その結果、Rashbaモデルにおける内因性スピンホール効果は超伝導ゆらぎによって増幅される一方、不純物や結晶の欠陥に由来する外因性スピンホール効果は超伝導ゆらぎにより抑制されることを示しました。


-COLOR(Blue){児玉壮平}さん(M2)が広域科学専攻奨励賞を受賞しました(2022.3.24)
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-COLOR(Blue){鈴木裕太}さん(D1)の単著論文[[Tunneling spin current in systems with spin degeneracy>https://journals.aps.org/prb/abstract/10.1103/PhysRevB.105.075201]]がPhys. Rev. Bで公開されました(2022.2.1)。

強電場下におかれた絶縁体ではLandau-Zenerトンネリングに伴うバンド間遷移・電流が生じますが、トンネリングに伴うスピン流成分に関して、今回、Berry接続による非断熱遷移確率への補正(シフトベクトル)に由来した寄与があることを見つけました。PT対称な絶縁体ではこの寄与が特に顕著となり、バンドがスピンについて縮重しているにもかかわらず、強電場下ではスピン流成分が現れることを示しました。

-COLOR(Blue){須貝駿貴}さん、黒澤さん、加藤の共著論文がPhys. Rev. Bで公開されました(2021.8.31)

-COLOR(Blue){須貝駿貴}さん(D3) が国立科学博物館でサイエンスコミュニケーター養成実践講座1*を修了。「伝える」をテーマに様々な分野の講師の授業を受けた他、2019年8月8日(木)自らの研究内容を一般来館者の方に紹介する博物館のプログラム「ディスカバリートーク」を実践しました。https://www.kahaku.go.jp/learning/university/partnership/02.html~
&ref(line_24847082473742.jpg,nolink,12%); &ref(line_24847082473742.jpg,noimg);


-Gary Paterson 博士(グラスゴー大学),COLOR(Blue){篠嵜美沙子さん、正木祐輔さん}、Francisco Goncalves博士、高阪勇輔先生、戸川欣彦先生(大阪府立大学)
COLOR(Brown){加藤}
らの[[論文>https://doi.org/10.1103/PhysRevB.99.224429]]
がPRB Editors' suggestion に選ばれました(2019年6月)。

-2019年5月24日(金)統合自然科学科研究室公開に加藤研究室として参加しました。

-COLOR(Blue){有満慶太}さん(統合自然科学科4年) が統合自然科学科・学科長賞を受賞し、2019年3月26日学位記伝達式において学科代表として学部長から学位記を受け取りました。


-COLOR(Blue){須貝駿貴}さん(D2) が、2018年12月に行なわれた第26回渦糸国内会議で若手優秀発表賞を受賞しました。[[会議のページ>https://sites.google.com/site/vpwj2018/home]]。

-COLOR(Blue){須貝駿貴}さん(D2) が、2018年9月に行なわれた日本物理学会秋季大会(同志社大学)での発表で領域6学生優秀発表賞を受賞しました。
&ref(sugai_award2018_1.JPG,nolink,10%);&ref(sugai_award2018_2.jpg,nolink,10%);
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-COLOR(Blue){篠嵜美沙子さん、正木祐輔さん}、青木瑠也さん(大阪府立大学)、戸川欣彦先生(大阪府立大学)、
COLOR(Brown){加藤}の
[[論文>https://link.aps.org/doi/10.1103/PhysRevB.97.214413]]がPRB Editors' suggestion に選ばれました(2018年6月)。

-COLOR(Blue){篠嵜美沙子さん、星野晋太郎さん、正木祐輔さん}、岸根順一郎先生(放送大学)、
COLOR(Brown){加藤}の[[論文>http://dx.doi.org/10.7566/JPSJ.85.074710]]が 2017 Highly cited Article として賞状を頂きました(2018年4月)。~
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-COLOR(Blue){正木祐輔}さんが、2018年3月日本物理学会年次大会(東京理科大学)での発表で領域6学生優秀発表賞を受賞しました。
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-COLOR(Blue){福井毅勇}さん(当時M1)が第61回物性若手夏の学校 優秀発表賞を受賞しました。(2016年7月29日-8月2日)。


-COLOR(Blue){篠嵜美沙子}さん(当時D1)が2014年度キラル物性奨励賞を受賞しました(2015年4月)。

-COLOR(Blue){越田真史}さん(当時M2)が一高記念賞を受賞しました(2015年3月)。



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