2005年度夏学期 量子力学II
http://maildbs.c.u-tokyo.ac.jp/~ykatoh/qm2_2005.htm
クラス: 基礎科学科3年生
担当教官: 加藤雄介(居室:駒場第1キャンパス16号館3階301B号室)
科目番号 50022
講義日時・場所:16号館1階109号室、金曜日3限(13:00から14:30まで)
第1回 04/08 |
第08回 06/02,5限に振り替え 注意 |
第2回 04/15 |
第09回 06/10 |
第3回 04/22 |
第10回 06/17 |
第4回 05/06 |
第11回 07/01 |
第5回 05/13 |
第12回 07/08 |
第6回 05/20 |
第13回 07/15 |
第7回 05/27 |
注;06/03は午後の講義はありません(研究室公開) |
講義内容:
量子力学Iでは量子力学の基本的な考え方と枠組みを学んだ。量子力学がミクロな世界の物理法則を記述するのなら、ミクロな物質の性質を理解し、どのような状況で量子効果が顕著になり、どのようにして量子効果を応用することができるかを知るためには、具体的な量子系へのアプローチを学ぶことが不可欠である。量子力学IIではとくに一粒子量子系を解析的、代数的に捌き、その物理的特性を理解する具体的な手法について学ぶ。
(01) 量子力学Iの復習
(02) 1次元調和振動子
(03) 対称性と保存量
(04) 角運動量
(05) 3次元井戸型ポテンシャル
(06) 水素原子
(07) スピン
(08) スピン軌道相互作用、合成角運動量
(09) 時間に依存しない摂動論I(縮退がない場合)
(10) 時間に依存しない摂動論II(縮退がある場合)
(11) 時間に依存する摂動論
(12) 光と物質の相互作用*
(13) 変分法*
* 時間に余裕のあるときに扱う予定
成績評価:
期末試験と3回程度のレポート課題の結果に基づいて評価する。
レポート課題1;講義ノートの問題1.1, 1,2, 1,3 を解答せよ。 (05/06 出題、05/20 17:00 締め切り;延長しました) 解答例
レポート課題2;
レポート課題3;
講義ノート (講義時間に配布済みのもの。1ページから71ページまで。ダウンロードする際には中身をご確認ください。)
revised 2005/04/15
revised 2005/05/20
revised 2005/05/27
revised 2005/08/12
関連講義:
量子力学I、量子力学演習I 、物理数学 (以上基礎科学科4学期)
量子力学演習II (基礎科学科5学期),
量子力学III (基礎科学科6学期), 参考: 2004年度(加藤担当)の講義プリントはこちらにあります。
量子力学特論 (基礎科学科7学期),
参考書:
教科書は指定しない。講義時間中に配布するプリントに基づいて講義をすすめる。 参考書は以下のとおり。